自分の無力さがイヤになる瞬間!
12/12の話
今日はお昼に何を食べようかな~~~~~~~~!
そんなラララ...な気持ちでお昼休みに入った!
すると!
ショッピングバッグ3つに荷物をつめたお婆さん(見た目でカテゴリー分けすると、成り立ての浮浪者)が、道路の脇に座り込んで寝ていた。
やっぱり女性だなと思ったのは、荷物がきれいに整理されていた。
胸が痛くなった。
と、同時に自分の無力さに嫌気がさした。
で、ラーメンを食べたんだけれど、私はどうしたらいいのかな?
何か出来ないかな?
ずーーーーーーーーーーっと考えていた。
食事帰り。
おばあちゃんの側で、ケータイで役所に電話してみた。
「もしもし、お婆さんが寝ているんだけれど、なんか寒くて見ていられないから・・・・
関係のある窓口に電話を繋いでもらえますか?」
そしたら民生課?みたいなところに電話を繋いでくださったようだ。
さすが文京区!
窓口で受け答えする方の声のトーンは優しく、私は見かけた状況を説明したら
「動けなかったら救急車を呼んでください。動けそうだったら区役所まで来てください。いずれにしても民生の方で費用は出ますから」みたいなことを言われた。
寝ていたおばあちゃんを起こして、「おばあちゃん。行くところあるの?」聞いてみた。
おばあちゃんは、今まで何度も、区に駆けこんだりしていることと、多分、痴呆が入っているのだと思うけれど、今もストーカーにあって、家に帰れなくなった。
こうして自分が今ココに居ても、ストーカーが見ているんだ。
とのことだった。
おばあちゃんに
「でもおばあちゃん。さっき、区役所に電話をしたんだけれど、親切な声をしたかたで、行けばすぐ対応してくれるって言っていたから、もし一人で行きにくいんだったら、私と一緒に区役所に行こう」
と話した。
結局は、おばあちゃんは、あとで自分で行って見るとの事だったので、私はそのまんま会社に戻った。
この日の私は、福祉という制度に感動した。
今、福祉の切り捨ての話を良く聞くけれど、やっぱり本当に大変な人に対しては、対応をしてくれるんだなと思った。
もちろん、福祉もお金の出所は税金だって解っているけれど、だから資金は有限であることは百も承知だし、私もそのために税金を納めている。
だけれど、もしも町を歩いてみて、どうしても見ていられないっていう状況に遭遇したら、声を掛けてもイイんぢゃないかな?
そんな学習が出来た日だった。
バカな政治家は、自己責任という言葉を使って、弱者を切り捨てようとしている。
だけれど、せっかく知的生命に生まれて、そして国家というものが有るのだから、自己責任で済めば、野生の王国て゛イイってワケ。
困った時には、困っていない人が手を貸す。
私は、自己責任ではなく、責任感を持って、相互扶助し、一度受けた恩は一生忘れないという、教育が必要ではないか?
そう思った。
« おもてなし金箔入りコーヒー | トップページ | 12/11の昼ごはん »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 30分で書こう♪(2009.02.24)
- 私がオバサンになっても(2009.02.20)
- あなただけみつめてる(2009.02.18)
- 怠惰な日々(2009.02.15)
- ノックダウン(2009.02.13)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/135440/17339681
この記事へのトラックバック一覧です: 自分の無力さがイヤになる瞬間!:
コメント